結構な年齢なんですが、今、社宅的なものに住まわせてもらってます。
ここ数年、そろそろ自分たちの家かマンションか・・・
ローン返済するにもギリギリだからちゃんと考えないと・・・という感じです。
で、義両親にそんな話をしたら、
「ま、自分たちがどこからならがんばって通勤できるかに依るんじゃない?」
と、まぁ、要は金がないんだから安い郊外しか買えないだろ的な事を
突き放した感じで言われ、へぇ~~結構、ドライなのねって思ってました。
またある日、「ここらへんなら、なんとか手が出るんじゃないですかねぇ」
と、実家から遠めの場所の広告を見ながら話したのですよ。
その時は「ふ~ん」って別に何も答えてくれなかったのですが、
数日後、電話が来て、
「うちの近所に中古マンションの物件あるけど、見に行けば?」と。
「へ?どうしてまた急に??」って感じです。
どうやら、いざ遠くに息子たちが引っ越そうとすると、
「それはそれでこっちとしては不便なんだよ」だそうです。
(不便ってぇ~~!と心の中ではゆってぃ風にツッコんでました)
で、時間もある義両親なので、なんだか次々と物件を紹介してもらってきます。
気持ちは有難いですが、グイグイ来られると温度差感じたりして・・・
ご実家の近辺は人気地域なのでお高いのですよ。
かなり古くてもお高いのです。
そのうち、紹介される物件が肝心の実家からどんどん離れていく始末。
でしょ、でしょ?義父さん。現実厳しいんですよ。実家のそばに住むのは・・・
という気持ちでした。
で、うちの旦那さんが「いつかは同居する訳だから、家を買うつもりのお金で
実家を二世帯住宅にリフォームした方がよくないか?」と言いだしました。
内心、もう同居か?という気持ちは浮かびましたが、
いつかするんだし、何しろ、ご実家の間取りは素人目にも不便で、
とにかくモノが多すぎなので、元気なうちにリフォームが正解な気もして、同意しました。
それをご両親に切り出したところ、
え?こんなにあからさまに嫌がられる?ってくらい拒否られました。
「自分たちはまだまだ元気で若いんだし、同居なんてまだまだ・・・
同居するにしても、このままの家で充分だろう?」(いや、部屋数全然足らないけど)
「ハッキリ言って、今みたいに適当に顔だしてくれるくらいが都合がいいんだよ!」
(適当に?都合がいい?なんか言いかたぁ~~!傷つくんだけど)
また、心の中でゆってぃがバックステップをかましてましたよ。
そうだろうけどさ、こっちだって自由な日々が愛しいよ?
だけど、現実問題としてさ、
今は元気かもだけど、老いは突然だからね?知らないよ?
自分の方の親が今、急激に老いて大変なので、切実な気持ちからだったんです。
最終的に「だいたい、この家をお前に譲るとはハッキリ言ってもないのに」
とまで、言われちまいましたよ。(キャア~義父さん、そんな言い方ひどい)
さすがに旦那さんはショックを受けていました。
祖母が亡くなった時、親戚一同に墓はお前たちに任せる!と圧力をかけられたのに?
長男として、地元の大学、地元に就職したのに?
いや、結局、跡は継ぐことにはなりましょうけども、
いくら、すぐの同居を回避したかったとはいえ、これはシコリを残すのでは?
最後まで「いやぁ~お前たちがまさかそんな事を思いつくとは」
と、いやはや参ったオーラを出されまくり、
私たち夫婦はヘコみまくって帰途につきました。
旦那さんも「遠くに行かれるのも不便だし、同居は都合が悪いって、
自分たちが一番大事なんだな」って、寂しそうに言っていました。
まぁ、そりゃ、それぞれ自分にとって都合よく事が回ってくれるのが一番ですもん。
義両親の気持ちを考えれば、ごもっともだな、とは思いました。
しかし、言葉の端々、言い方に少々カチンときたので、
その一件後、ちょっと気持ちに隔たりが出来た気がします。
この前も義母にプチトマトをそのままのせるか、半分に切るか、聞かれ、
いつもそんな細かい質問も「ん~どうでしょ?大きいから切りましょうかね?」
みたいにやんわり答えてたんですが、
どっちでもいいわっ!ってイラっとして、つい「お好きにどうぞ。お任せします」
って、言ってしまいましたもんなぁ。
あぁ~溝が出来てる気がする。自分の心の中にね。
身内の問題こそデリケートだな、と思う年頃となりました。